01/03/2019

Access Your Energy

昨年と新年の間。みなさまいかがおすごしでしょうか?
多くの皆さまに引き続き支えられた2018年、心より感謝申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。




お伝えした方も多いですが、実は、WITでの活動にほとんど自信がなくなったところから始まった2018年。
WIT自身が小さい組織で安定した基盤を作れていない中、代表が遠隔で経営するなんて無理だと、「こんなことをやっていてもできない」、「やる資格がない」という状況に私が1年前ありました。

そんな中、2018年1月のラーニングジャーニーは、特別にWITに焦点をあてさせていただき、AcceleratorやEntrepreneurの皆さんと、WITとは何かを言語化することから始めました。

さらに、WIT AcceleratorEntrepreneurとの個別ミーティング、千道株式会社(WIT Entrepreneurのちみちの加藤せい子さんと、林亮太郎さん)による価値体系のセッション、Acceleratorの島崎湖さん・東嗣了さんにシステム・コーチング®で入っていただいたWIT理事合宿と戦略見直し、新たなチームメンバー(事業統括ディレクターの小林史恵さん)とのアクションと戦略アップデート、ファンドレイジングの繰り返し等を経て、
WITの方向性が照らされ、歩みを進めた1年でした。

多くの皆さまのお力添えに、改めて御礼申し上げます。
有難うございます。

代表山本個人としても、自分が出せる価値を外に追うのではなく、既に持っている本来の力とつながることが一番の近道であるから、
エグゼクティブコーチングを1ヶ月に2-3回のペースで続け、プロセスワークを少し学び、WITで仕事を全て埋めるのではなく他の仕事もする空白を持つ、というところに向き合った1年間でした。

WITの目指すところは、すごくシンプルだけれど、すごくチャレンジングです。

空間・時間・”念間”をこえて、つながる。生み出す。それが世界をよくしていく。世界のどこからでも、だれでも。

・空間 → 物理的距離、地域、国の隔たりや違い
・時間 → 世代の隔たりや違い
・念間(適当な言葉が浮かばずこう表現してみました) → セクターや分野、言葉や文化などのマインドセットの隔たりや違い

世界を分けるのではなく、統合していく方向で、社会に益のある(ソーシャル)イノベーションが生まれる。

その手始めは、ギャップ(隔たり)があるが、社会を良くしたい意思が共通しているところから、生態系を紡ぎ出そう。
だから、既に可能性をのぞかせている社会起業家と、社会に自らの経験を活かしたいと思うビジネスパーソンをつなぐところから始めています。

でも、ビジネスパーソンが社会起業家に単に知っていることをアドバイスする、というのをやりたいわけではありません。
それは(あったとしても)ほんの一部、ただのきっかけであって、

両者の協働を通じて、お互いがそれまで慣れ親しんだ空間から少し飛び出し、どちらか一方では成しえなかった何かが生まれることを目指しています。
伊藤澄子さん(WIT理事)が昨年のラーニングジャーニーで「即興劇のよう」と表現していたように。

この起こすプロセスを以下のように表現するならば、

Encounter:互いに、そして自分とも深いところで出会い、今まで気づかなかった自他の可能性に気づく

Broaden Capacity:学びあいながら器(うつわ)が広がる

Embody Future:より良い未来を体現するような動きがおこる


WITのプログラムの中で、ラーニングジャーニーは、この「Encounter」に主に焦点を当てており、
ボード&ガバナンスワークショップや「人と心とつながる組織づくり」(システム・コーチング®など)、メンタリング&コーチングのセッション、ソーシャルセクターの英語セッション等は、「Broaden Capacity」に当たります。
これらを経て、社会起業家とビジネスパーソンがペアや小グループを構成しながら(マッチング)、互いの強みを生かして「Embody Future」していく。

昨年日本で多くの人に読まれた『ティール組織』に次の言葉がありますが、
要は、これをみんなでやろう、そういうエコシステム(生態系)を育てよう、というのがWITです。

「人生の究極の目的は成功したり愛されたりすることではなく、自分自身の本当の姿を表現し、本当に自分らしい自分になるまで生き、生まれながら持っている才能や使命感を尊重し、人類やこの世界の役に立つことなのだ。」 フレデリック・ラルー、『ティール組織』

2019年は、1月のラーニングジャーニーに始まり、ビジョンに近づくためのプロトタイピングを繰り返していく年になっていくと思います。

物理的距離が離れた時の多様な人々の間でのつながりや協働をどう有機的に紡いでいくかを試していくため、
MITメディアラボ博士研究員の村井裕実子さんもチームに加わり、オンライン&オフラインでのコラボレーションの起き方を研究していきたいと思います。

またこれまでメニューを増やしてきたキャパシティ・ビルディング(「Broaden Capacity」)は、引き続き開催、体系化を進め、一部はオンライン化することにより、より多くの皆さんと学び合える環境をつくっていきたいと思います。

2019年、より良い未来を現出する新しい出会いや協働の在り方を、
皆さんと実験していくことを楽しみにしています。

どうぞ本年もよろしくおねがい申し上げます!

未生
WIT一同
2019年1月3日